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どんな人が精神科を受診するのでしょうか?
ひとことで言って「生きていく上での悩み事の相談所のひとつとして賑わっている。」のが現状です。具体的に少し述べてみましょう。

登校、家庭内暴力、引きこもり、非行、いじめられている子供を持った親の相談、新興宗教やギャンブルに走る妻又は夫に関する相談、サラ金、キャッシュローン地獄に陥った子供を案ずる相談。
では、どうしたらいいんでしょう。

場の人間関係の悩み、不況による事業不振からの不眠・憂鬱状態になった人。
友人の出来ない大学生、様々なバリエーションの不倫、嫁姑戦争、遺産相続をめぐる骨肉の争い、子供が巣立った後の老夫婦の不和、介護疲れ、孤独のつらさ、死の恐怖におびえる老人、子や親を失って心の虚ろが埋まらぬ人、今のように平凡に生きていていいのかと悩むOL、セックレスに悩む妻、失恋の苦しみ(ホモセクシャルも含む)、出世争いに敗れたエリート・サラリーマン、気軽に付き合ってくれる人がいなくなった企業のトップ。
どれもそのままテレビドラマか小説のテーマのようである。

神科医やカウンセラーのことを、小説家になりそこなった様な人と言った人がいますが、解るような気がしませんか。
これらの人が精神科、神経科を訪れる。多くは、良く眠れないから睡眠薬がほしいとか、イライラが納まらないから精神安定剤がほしいとか、自律神経失調症ではないかと自己診断して薬の処方を求めて病院を訪れるケースが多いのです。
薬を飲めば少しは楽になるのではと思うからでしょう。事実、薬で症状を抑えたり消したりすることができます。対症療法を求めて医者を訪ねるのはそれで良いのですが、それで納まらない時が問題なのです。

そもそも、そんなところに問題があるのではなく、問題はもっと深い、もっと別なところに原因があるということをクライエント自身よく解っていることが多いようです。
薬で治ったり納まったりすることと、薬では治らないし納まらない問題があります。そこにカウンセラー独自の分野があるのです。