|
今あなたを困らせている問題が何であるかを、あなたと一緒に考えます。問題はこれなんだとあなた自身が得心してルームEIの扉を出て行かれたときカウンセリングは終わります。
あなたの問題が具体的な生活の場にあることから目をそらして、心の問題に集約させるような技法は採りません。ものは考えよう、気の持ち方次第というわけではありません。そこにはカウンセリングの欺瞞性、何となくうさん臭さを感じさせるものが潜んでいます。
教えたり指導したりする関係ではありません。答えはカウンセラーの言葉のうちにあるのではない、両者の間にある沈黙のうちにあるのです。それをカウンセラーとクライアントは聴きます。沈黙が両者をいやしへ導きます。あとは、夜の明けるのを待つように、時の流れに身をまかせます。朝の来ない夜はない、「時間というものは心理療法の上で欠かせることのできない治療因子である。」(霜山徳爾)といわれています。ここから先はカウンセリングを始めることによってお解かり頂くしかありません。
|